私どもは、明治43年/西暦1910年創業の傘専門メーカー・卸問屋です。

あの有名な戦国武将、齋藤 利三 の子孫だと伝えられた埼玉深谷斎藤家16代目、
林太郎が上京して台東区入谷で六軒米屋を始めた事から端を発します。
　
林太郎には商才があったようで、店は業績を順調に伸ばしてゆき、
大正12年/西暦1923年には有限会社に法人成りを果たします。
　
弊社の洋傘取り扱いの正確な事業開始年度は今となっては定かではございませんが、
お店の一部を傘の修理材料を売る店として貸し出して始まり、
遅くとも、戦時中にお米が統制品となって事業が不自由になったことを切っ掛けに、
昭和19年/西暦1944年頃以来、傘の製造卸業が主事業に転じて以来の伝統ある老舗です。

さらに後年、昭和24年/西暦1949年には、社名を斉藤洋傘商事有限会社と改め、
事業拡大の末、平成24年には、グループ会社である斉藤ハウジングと合併する形で、
株式会社サイトウとして、今では株式会社化をしております。
　
自社製造・自社ブランドの国産高級傘は、
日本製高品質素材をふんだんに採用しており、品質や耐久性に自信があります。

特に、京都の一級友禅師の筆書き絵傘シリーズや、
数十種類の世界の名画シリーズは、長年の御好評を頂いております。
　
それだけでなく、弊社は、国内外の高級アパレルブランド様にも、
洋傘のODM提供をしてきた数多くの実績もございます。
　
なお、他社製品も、弊社が目利きをした国内外の傘メーカーから、
高級ブランド品、普段使い向けブランド、ノンブランド品まで、
幅広く取り揃えております。
　
また、弊社は、完成品の卸・直販だけには留まらず、
傘に関するあらゆる御相談に真摯に取り組ませて頂いております。
　
個人のお客様のギフトラッピングや、企業様の販促ノベルティ、
各種学校様の卒入学の記念品用など、名入れや熨斗掛け梱包なども承ります。
　
弊社では、50年の経験を持つ熟練の傘職人も擁しておりますので、
あのパリコレクション参加デザイナー様の御出展作品の制作を、
弊社が担当させて頂いたという世界的な実績もございます。
　
世界的トップファッションブランドのビンテージ傘の修理など、
他社では断られてしまい、お困りのお客様の大切な傘を、
私どもで何とかお助けしたというような事例も多々ございます。
　
　
弊社の直営店は、明治神宮御用達の洋傘店です。

本社ビルの老朽化や国内傘市場の変化を理由として、
平成30年/西暦2018年に一度は閉店を発表致しましたが、
多くのお客様からの声にお応えする形で撤回をさせていただきまして、
令和元年/西暦2019年に心機一転、旧本社ビルのすぐ目の前に移転をして、
昔ながらの地域に愛される約10坪の小さなお店として、
弊社倉庫から選りすぐった600本の在庫を詰め込んで営業を続けております。

東京都台東区の上野駅の隣にある入谷駅から徒歩約3～5分。
入谷金美館通り商店街 ( 旧入谷市場跡 ) 内の、
スーパーマーケットいなげや様のはす向かい。
台東区立大正公園の目の前、大正小学校/幼稚園の裏手側にございます。